携帯電話の購入と使用方法 その②

前回は携帯の購入方法について主にお話ししました。今回は、手に入れた携帯を実際に使えるようにする方法を説明します。
携帯電話を購入したら、次はSIMカードです。SIMカードとは、携帯電話にセットするICチップのことで、コンビニ等でも気軽に購入できます。ひとつ40ペソ(2014年11月現在)で、このSIMカードに自分の使用する電話番号が登録されています。購入に必要なものはお金だけ!身分証明などは一切必要ありません。

SIMカード購入の際にはキャリアを選択します。有名どころはSMART社とGLOBE社ですが、筆者のお勧めはSMART社です。フィリピンで一番大手ということもありますが、SMART社はテキスト(後述)の日本語送信に対応しているようです。GLOBE社は最近成長している会社ですが、たびたびテキストの文字化けが発生するようです。

SIMカードをセットしたらプリペイドカードを購入し、チャージします。そのことをロードと呼びます。プリペイドカードもコンビニなど街のいたるところで購入できます。100ペソ、300ペソ、500ペソが主流で、自分が選んだキャリアのプリペイドカードを必要な額だけ購入し、自分でロードします。注意点として、異なるキャリアのプリペイドカードはロードできません。またSIMカードやプリペイドカード、チャージしたロードには有効期限があり、既定日数がすぎると無効になります。

日本ではLINEが日常的に使われているので、インターネットに常時接続していたいというかたも多いでしょう。プリペイドでもインターネット使い放題プランがありますし、モールやカフェなどでも日本に比べて無料のwi-fiが充実しているので、意外と便利に使うことができるでしょう。ポストペイドで常時接続プランを選んでも、回線があまりよろしくないフィリピンでは、時として使い物にならないという話しも聞きます。

ちなみにフィリピンではe-mailではなくショートメールメッセージ(SMS)が主流です。フィリピン人から「テキスト」「テックス」とよばれるこのサービス、1通1ペソ。かなりご年配の方でさえも通話より格安なテキストを使われます。
あなたもフィリピンで「テキスト」デビュー、してみませんか?