携帯電話の購入と使用方法 その①
日本で携帯というと、各種キャリアへ出向き端末を購入・契約という方法(ポストペイド)が一般的ですが、ここフィリピンではプリペイドが一般的です。
もちろん日本のようにキャリアにて端末購入することもできます。その場合、数年の契約を条件に最新の端末を無料、もしくは安価で購入できますが、身分証明証に加え収入証明などいくつかの書類が必要です。更に、手続きに時間もかかります。今回は、プリペイド式携帯電話の購入と使用方法について簡単に説明しようと思います。
まず携帯電話の購入です。フィリピンでもスマートフォンが人気です。「ノキア」「サムスン」が売れ筋のようですが、日本人の間ではiPhoneをよく見かけます。
私が携帯電話を購入した場所 ⇒ フィリピンで携帯購入
価格はピンからキリまで。スマートフォンにこだわらなければ新品でも1000ペソ程度から購入可能です。携帯電話端末メーカーにて購入することもできますが、ショッピングモール内の「出店」で購入することもできます。
たいていのショッピングモールにある「出店」。モール内の通路のようなスペースにいくつかの店舗が集まって構成されていることがほとんどで、各店舗はそれぞれガラスケースなどで区切られています。ケースの中には様々なメーカーの携帯電話が並んでいるので、自分の好きなものを選びます。正規店ではないためまれに偽物の場合もありますが、中古品や新古品なども選択でき、簡単かつ安価で購入できます。特に新品でない場合、起動チェックや外観のチェックはもちろん、電話がかけられるかどうかなど製品チェックは念入りに行いましょう。
本体は新品でも充電器が正規品でないという場合もありますので、よく確認し納得のいくものを選びましょう。場所にもよりますが、たいていは値切ることが可能ですので、同じ商品でも他店と価格を比べて交渉してみましょう。
また、わざわざ購入しなくても、日本で使っている携帯などをSIMロック解除して使うこともできます。最近の携帯は日本でもSIMロック解除できるようですが、これらの「出店」においても解除可能です。SIMロック解除のことを「OPEN LINE」と言います。ただしその後の挙動については誰も保障してくれませんので、万が一のためにも日本で使用中の、ましては新品のスマートフォンなどをこちらでロック解除することはあまりお勧めしません。あくまで使用していないものに限った方がよいでしょう。
長くなってしまったので今回はここまで。次回は具体的な使い方について説明します。